韓国民団 広島西支部

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韓国民団 広島西支部団長・盧 在洙のブログです。

団長 ブログ
 ◇◇ 2008年12月 ◇◇

『 失望から希望へ 』
 久しぶりにペンを取ります。2年ぶりになります。
この間、支部広報紙(年4回発行)を通じて、中央や各地の民団に発信を行って来ましたが、情報化社会における民団中央や各地方本部からの反応は皆無であり、オピニオンが黙殺されているような無力感にさいなまれておりました。支部団長は、支部運営に専心すれば良く、大局について意見を申し上げる立場にない。という回答を頂いたような錯覚に陥り、正直言って元気をなくしておりました。しかしながら11月18日偶然にパソコンを立ち上げ、ヤフー上で、「韓国民団」を検索したところ、私のブログの項目が、トップページの第9番目に位置するのを発見し、驚きと喜びと感謝の気持ちで一杯になりました。目に見えない読者の方々がいらっしゃる事を忘れていました(反省)。読者の皆様に敬意を表すると共に、あらためて感謝申し上げます。失いかけた希望に光を与えて下さった読者の皆様に感謝し、またオピニオンを発信し続ける責任を感じながら、ペンを走らせます。


第 1 講 : 「実行力」
 支部広報紙 「西便制 vol.14」 より引用します。
08年9月28日(日)、西支部は「カウル音楽会」と題して、秋のイベントを開催しました。私の在任3年半の中で最高の参加者となり、内容も充実して質・量ともに申し分なく、大きな成功を収めました。その1番の要因は、単に役職員と団員の皆さんが一体化したと言う事ではなく、在日・ニューカマー・日本という3つの立場の人たちが、1つになって行事を行ったことにあります。
 皆さん、民団の地方支部に、日本の小学生が訪問して、チャンゴの演奏を行う事があるのか、考えてみて下さい。私は、ほとんどないように思います。
「支部活性化」という言葉をお題目のように唱えながらも何一つ手立てを打てずに混迷と困惑の中で、右往左往している支部が多いはずです。広島にもそのような支部が沢山あります。本来であれば、県本部の指導力に期待を寄せたい所ですが、どうも無理のようです。支部独自の力量が問われます。支部役職員の負担は、相当なものがあります。しかし、我々は、やらなければならないのです。
 ビジョンは、掲げる事に意味があるのではなく、実行する事に意義があります。どんな小さな1歩でも着実に歩み続けることが大切です。私の3年半がその実証です。きっと、地方支部の参考例になると思います。もしかすると、モデルケースになるかも知れません。
  詳細は、「西便制vol.14」 をご覧下さい。

第 2 講 : 「組織基盤」 とは?
 「組織は人なり」 という言葉があります。松下幸之助は、「松下電器産業は人を創る会社」 だと言いました。民団に人が創れるでしょうか?
人とは、過去・現在・未来の3つの時間軸に関わる人を指すことが出来ると思います。過去の先輩たちの努力の上に築きあげられた民団支部。組織は作りましたが、人を創る余裕がなかったようです。自然発生的に人が集まる民団支部は、終焉の時を迎えています。民族意識の希薄化を誰も止める事が出来ないからです。現在の支部役員のほとんどが、2世〜3世のはずです。彼らは、両親か祖父母が1世の為、民族意識をわずかながらも堅持できているのです。しかし、次世代は違います。韓民族の血統を受け継いでいても、生まれながらの日本人のようです。疾風怒濤の在日の若い世代は、同化の波に飲み込まれています。わずかながら残った韓国青年会がありますが、彼らに期待を寄せる訳にはいかないのです。なぜならば、青年会出身で、民団支部活動を行っている諸君は、殆どいません。青年会での活動実績が、支部活動に連結されていません。 もっとも期待される人材が、その時だけの活動で終わっているのです。それは、青年会だけでなく、青年商工会についても同じことが言えます。個々の組織では、しっかり活動していても民団支部の活動に結びつかないのです。つまり、民団支部には、後継者がいないということになります。在日社会には、民団支部を受け継ぐ土壌が皆無だと言っても過言ではありません。このまま推移すると、今後数年以内に、民団支部は、急激な縮小の波に襲われます。5年〜10年先には、殆どの地方支部は崩壊し、残るのはやせ細った地方本部のみになるでしょう。
 権益擁護は大切な運動ですが、今一番重要なのは「後継者育成」です。組織の人的基盤になる若い世代を育てない限り、民団支部の将来はないのです。これは、まさに 「歴史へのチャレンジ」 です!
これから5年以内の支部活動が、今後の支部の命運の全てを決定します。
 力一杯!、「時を駆けぬけたいと思います。」

第 3 講 : 「民団支部の将来像」
 民団支部は、1世・2世の篤い民族意識に支えられ、60年間存続して参りました。民団存立の源泉は、「民族心」 です。これからの60年、民団支部はどう存続するのでしょうか。空理空論でなく、現実的なビジョンが望まれます。
 今までは、たとえ支部役職員が怠惰であったとしても、水が流れるがごとく民団支部には、人と財が集まって来ました。支部役職員の能力を超えて、団員の皆様の強い民族意識によって支えられてきたのです。しかし、60年を越えた今、様相は一変しつつあります。3世・4世へと主役が交代しているからです。我々は、かつて経験をしたことのない歴史に遭遇するのです。
 人はよく自分自身の経験の中で物事を語ります。自身の経験の中で学び取った人生哲学を語るのです。とても素晴らしいことだと思います。しかしながら、それは、たとえ卓越したものであってもたった1人の人生観でしかないのです。全体を導く指導原理とならない場合が多いのです。だから、我々は歴史を学ぶのです。歴史には、先哲の凝縮された人生観があります。個人の見解を超えた広く普遍的な真理が内在されています。それを知らずして、現在・未来を語ることは出来ないのです。
 私たちにとって、歴史上の様々な民族興亡史の中で最も参考になるのは、清国における「満州族」の歴史だと思います。漢族を征服して清国という国家を建設したにもかかわらず、彼らは中国に同化してしまいました。その原因は、民族固有の伝統や文化を堅持できなかったからです。歴史的な背景は、全く異なりますが今在日が置かれている状況は、満州族と良く似ています。つまり、言語や文化を失った民族は、同化によって失われるということです。在日は、まさにバニシング・ポイントに向かって、まっしぐらに走っています。
 再度申し上げます。
 民族意識が希薄化した3・4世たちは、同化へ一気に進み民団の担い手には成り得ないのです。つまり、特別永住者の子孫は、民団支部を引き継がないとうことです。では、一体誰が民団支部を引き継ぐのでしょうか?
 私は、「ニューカマー」 と言われる人たちだと思います。彼らは、新1世と呼べる存在であり、言葉・文化・民族意識を備えており、後継者としての最適な条件を持っています。そして、彼らの子女たちは、新2世として民族意識に期待が持てます。「特別永住者」 から 「永住者」 へ、主役が円滑に交代されなければならないのです。そうしないと、民団支部は存続しません。
 しかし、重要な問題があります。「ニューカマー」 の多くは、民団支部に興味を示していません。新在日として独自の生き方をしているようです。また、民団側にも彼らを積極的に取り込もうとする機運がありません。双方が求めていない状態なのです。このような状況を打開する必要性があります。時間は待ってくれません。とても急務は課題です。皆さん!「魅力ある民団」 とは何でしょうか?
 「支部活性化」 とはどうやって行うのでしょうか? 私は、こう考えます。
 「魅力ある民団・支部活性化」 とは、「価値創造」 の出来る支部だと言う事です。その存在価値・意義を自らが立証することです。団員に対して、ニューカマーに対して、存在価値・意義を様々な活動を通して、提示しなければならないのです。そして、韓日国際交流・理解・協力という枠組みに入ることが可能な日本の人たちをも取り込んで、3者を包み込みながら結集させる努力が必要なのです。
 残された時間。 希望を信じて、チャレンジ! して参ります。
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 ◇◇ 2006年12月(第1話) ◇◇

『 拝啓! 中央団長様 』
 初冬の候、3つの特別委員会を発足させ、益々ご隆昌のことと拝察いたします。
長く続いた混乱に終止符を打ち新たなスタートをきられ、停滞した民団をより活動的な民団へと導いておられるものと推察いたします。さて、団長様は「第50回臨時中央大会」の立候補に際して『危機を終わらせ希望の民団へ』という所信を語られました。偶然ではありますが、前回のブログで私は 『在日に、韓民族としての「夢と希望」を与え続ける命の光! それが「民団」です。』 と述べました。団長様の思いと私の思いとが、全く同じであると認識しております。その若輩が、地方の支団長として、意見を献上するものであります。

 団長様! 《希望の民団を建設するために》 5つの公約を掲げられましたね。 以下に、その5つを掲載します。

どれもが素晴らしい内容で、あらためて敬服いたしております。しかしながら、公約は掲げることも大切ですが、「実行」することが何よりも重要です。実行には時間が伴い、すぐには効果が見えてこない物もある事は十分に承知しております。ここで私が申し上げたい事は、公約の第1番。地方支援のことです。(アンダーラインの箇所)
 広島県では、毎年12月初旬に幹部研修会と忘年会を同時に行って来ました。地方の支部幹部は、情報・知識が不足している状況があります。また、日常の生活に追われ民団に集中出来ない環境の中で、団務を行っているのが実態です。そのような状況の中で、年に一度ではありますが、中央より事務総長を招いての勉強会が民団を真剣に考える良い機会となっておりました。また、忘年会での席上で一杯かわしての本音の議論も結構楽しいものでした。
 それがなぜ、実施されないのでしょうか?広島の事情なのか、中央の事情なのか?それとも他に理由があるのか、説明がありません。私は、広島県の執行委員です。でも何も知らされていません。もし、広島の事情であれば問題は大きくないと思います。広島だけの問題ですから。しかし、中央の事情であれば大きな問題だと思います。「幹部の機動力をもって地方を支援する」 絶好の機会を自ら放棄されたことになります。いかなる弁明も許されません。多忙は中央だけではありません。我々も忙しいのです。自己の事業を営みながら支部運営に全力を投入しているのです。片手間に民団をしているのではないのです。全身全霊をかけています。このような広島の実態を本当にご存知なのでしょうか?これは広島だけでなく、全国の地方組織も同様な傾向にあるのではないかと思います。
 民団の根幹は、「団員」の皆さんなのです。その団員と直面しているのが地方支部なのです。地方を軽視することは、団員を軽視することであり、引いては民団を否定することになると思います。理想論でいくら共有しても何の意味もありません。我々は思想家ではありません。民団という生きた実態を運営してゆく、実戦部隊です。地方参政権をはじめとする権益擁護運動(外的運動)は、不可欠な運動であると思いますが、それだけでは、民団は崩壊します。地方支部を活性化する「内的な運動」をしない限り、民団の未来はありません。内的な運動は、地方の実態を熟知しなければ対策を立案出来ないのです。そのためには、地方の支部幹部の「生の声」を聞く必要があるのです。中央職員にとっても幹部研修会は良いチャンスであったはずです。失ったものがいかに大きいものであるか認識して下さい。
 団長様! 今すぐに中央職員を地方に送って下さい。そして彼らの意識を改革して下さい。彼らが「公僕」であることを。団員全体の奉仕者であって、一部の権力者の僕ではないことを。職位に君臨しないことを。議論に勝つ事でなく、団員に奉仕する姿勢を身に付けることを。そうでないと民団は崩壊します。今こそ、中央が「支部活性化問題」対し、真剣に取り組む時期だと思います。時間がありません。それだけ地方支部は、衰弱しきっております。

 鄭 進団長様!! 地方に「勇気と希望」を与えて下さい。
                          お願い申し上げます。( トワジュセヨ!!)
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 ◇◇ 2006年12月(第2話) ◇◇

『 制度改革(三機関制度)について 』
 現在、多くの地方本部ならびに地方支部においては、三機関協調の名の下に三機関会議を開催し、執行部が主導しながら合議制で基本方針を決定し、その内容を執行委員会に図っているのではないでしょうか。少なくとも広島県地方本部はそうですし、わが西支部においても三機関による役員会が実質的な意思決定機関となっています。とても良い事だと思います。がしかし、本来の三機関制度とは違います。
 三機関制度とは、執行・議決・監察の三つの機関による三権分立を目標とする制度です。三権分立は、18世紀のフランスの思想家モンテスキューが「法の精神」の中で述べている政治理念であり、アメリカ合衆国を始め先進主義国家の多くで取り入れられています。21世紀を迎えた今、地方民団にこのような制度が必要なのでしょうか? 議決・監察機関は本来の役割を本当に果たしているでしょうか? 特に、議決機関は機能不全状態に陥っていると言っても過言ではないと思います。年に一度の地方委員会の開催では、執行部に対峙する機関とはなり得ません。かと言って、日本の国会や地方議会のように、年に数回の地方委員会の開催は非現実的です。なぜならば、地方民団は、団員の民団放れのみならず、役員や代議員の問題意識の低下という現実にさらされているのです。質疑応答の殆んどない地方委員会の様子を垣間見れば一目瞭然です。このような状況を打破する為にも組織改革が必要であると思います。
 現状に制度を合わすか制度に現状を合わせるか、意見の分かれる所です。がしかし組織活性化の為には制度改革が必要です。地方は、団員のみならず役員の人材まで減少しています。一過性ではなく、今後も速度を速めながら確実に進行して行くと思わ れます。くしくも今年は創団60周年。還暦を迎えました。1つの時代を終え、新しい時代に向かうのです。新しい時代に向かっての制度改革を「提言」いたします。

『提 言』 :
会社法の「委員会設置会社」をモデルとした制度改革を行うべきである!

【 試  案 】

1.従来の三機関体制から二機関体制へ!
  機関の名称は、執行委員会と監査委員会の2つ。
2.代表執行役・監査役は、団員の選挙により選出する。
3.執行委員会は、従来とほぼ同等。
4.監査委員会の大幅な機能拡充。
  監査委員会の下に、財務・諮問の2つの常設委員会を置く。
  (1)財務委員会は、文字通り財務監査を主眼とする。
  (2)諮問委員会は、執行委員会の行う事務の監査に留まるのでなく、活動方針や様々
     なビジョンを策定し、執行委員会に対して答申を行う。つまり、政策立案機能を持た
     せることである。これが、制度改革の最大の特徴である。これにより、本当に執行
     委員会と対峙する立場となる。
     そして、両委員会が競合することにより、真に在日の為の民団へと変貌をとげるこ
     とが可能となる。
  (3)地方の実情に合わして任意の委員会設置を許容する。
     設置は、中央との協議とする。許可を得るまでの必要はない。
     地方の独自性を尊重しながら、中央との連絡・協議の関係を保つ。
  (4)常設委員会には、外部の有識者(大学教授、弁護士、税理士等)の任命を国籍を
     問わず可能とする。国籍を問わないとは、韓国系日本人のみならず、日本人を含
     むものである。これは、監査委員会が幅広い見識の下に、大きな視野にたった機
     能を果たす為である。そして、厳正・中立な監査機能の実現の為である。
5.これに対し、執行委員会は、従来通り団員資格を有する者で構成する。
  執行委員会による「民族主義」と監査委員会による「汎民族主義」が競合し21世紀に
  相応しい『民団』の未来像が確定される。
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 ◇◇ 2006年11月(その1) ◇◇

『これでいいのか! 広島県!!(完結篇)』

◇ 再び日本国「憲法」に登場して頂きます。
 「前文」からの引用
 ・・・ われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと
    ○発 言 : 「わしが駄目というんだから駄目」
      ・・・・・ 除去どころか、私たちを圧迫しています。
      ・・・・・ 故に、憲法違反!

努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。
      ・・・・・ もしかして? 常任理事国入りの事ですか?。
      ・・・・・ 次期国連事務総長は、韓国人のパン・ギムンさんですね♪
           チュッカハムニダ!!!!


われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、
      ・・・・・ 恐怖と欠乏とは、憲法でいう「自由権」と「社会権」のことです。
    ○発 言 : 「参政権がほしいなら帰化すれはいい」
      ・・・・・ 我々の人権を無視しましたね。
      ・・・・・ またまた、憲法違反!!
      (教育的指導が必要なのかな?柔道家の皆さん!教えて)

平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
      ・・・・・ 在日外国人には、精神的な平和は訪れていません。

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、
      ・・・・・ 韓国と在日韓国人を無視しないでね♪

政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国との対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。 ・・・・・
      ・・・・・ 「相互主義」を実行して対等になって下さい♪

どうですか皆さん! 憲法前文は、大変立派なものですね。 私たちは、日本に住みこの地で一生を終えます。美しい国「日本」になって頂きたいと心から思います。ですから、良いものは良いと言いますし、悪い事は是正して頂きたいと言うのであります。 日本は、「美しい国」となるだけでなく、民族として真に「開かれた国」となって発展することを願います。。  ところで、広島は平和都市を目指しています。平和の根源は何でしょうか? 私は、「人権」だと思います。民族や宗教を越えて、一人一人の人を大切にし思いやる心が人類愛であり、その実践が「人権」問題だと思います。 独りよがりの平和主義では、平和は訪れないのです。そこには常に、葛藤や闘争があり、争いが絶えないのです。 世界の状況を見れば一目瞭然です。世界に平和を発信する広島が、世界中の何処よりも真剣に「人権問題」に取り組んで頂きたいと心から申し上げます。                         (FIN)

 ◇◇ 2006年11月(その2) ◇◇

『創団60周年の憂鬱と随想』
 皆さんご存知のように、2006年の民団は激動の年となりました。
理由や事情はどうであれ大混乱の中、大切な時間を浪費し本来やるべき事が霧散してしまいました。節目の年が、節目にならなかったと言う事です。
これは何を意味するのでしょうか?
前団長の失政であるという単なる理由のみで片付けて良い問題ではないと思います。
何か運命的な出来事のようにさえ思うのであります。
 民団創成期の頃、命をかけて総連と戦いながら、まさに「無」から「有」を創る過程を生きてこられた大先輩の皆様に「平静と安心」を捧げなければならない還暦の年を「葛藤と混乱」で破壊してしまいました。
闘争という戦いに始まって、和合の為の戦いで終えた60年となりました。
民族の『恨』を感じずにはおられません。
 前60年は、総連との戦いと日本に対しての権利獲得運動という外的な戦いでした。
これからの60年は、「組織維持と同化」と言う問題と真剣に取り組まなければならない、内的な戦いです。組織強化でなく維持であることに在日の未来が暗示されています。
外的な戦いで勝利出来ず、さまざまな内部混乱の要因を内包したままの民団が次の段階に進めることが出来るのでしょうか?しかし、歴史は流れて行きます。
大切な転換期を逸してしまった人や組織にとって、次のステップは今まで以上に辛く厳しい道程が準備されているようで心が重くなります。これからは、前60年とは内容的にも質的にも異なった次元での戦いになると思われます。民団の存亡をかけた戦いになります。
そうでないと在日という民族は滅んでしまいます。世界における民族の歴史がそれを証明しています。清国における満州族が、その良い例ではないでしょうか。

 新中央団長は、2月の選挙の時、選挙スローガンとして「ルネッサンス」という標語を掲げ、精神の復興を唱えられました。それは、篤い民族意識に基づいた献身的な犠牲の精神を意味するものと思います。ではルネッサンスとは、どういうことなのでしょうか?
歴史をひも解いて見ましょう。
 中世は、封建制度とキリスト教の世俗的な堕落からくる社会環境によって、人間の本性が抑圧され、自由な発展を期待することが出来ない時代であった。という事をまず知らなければならない。そして、中世の人々は十字軍戦争以来、東方から流入してきたヘレニズムの古典を研究するようになったが、ギリシャの古代精神が、すなわち、人間の自由、人格の自主性、理知と理性の尊厳性と、自然を崇拝し、現実に重きをおいて科学を探求することなど、人間の本性の外的な追及によるものであったので、これらがそのまま中世の人々の本姓的な欲望に合致して、ヘレニズムの復興運動は激しく勃興し、ついには人文主義が台頭すようになったのである。「ルネッサンス」とは、フランス語で「再生」または「復興」という意味である。このルネッサンスは、14世紀ごろから、ヘレニズムに関する古典研究の本場であるイタリアにおいて胎動し始めた。この人文主義運動は、中世の人々をギリシャの古代に帰らせ、その精神を模倣させようとする運動から始まったが、それが進むにつれて、この運動は古典文化を再生し、中世的社会生活に対しての改革運動に変わり、また、これは単なる文化の方面だけにとどまったのではなく、政治・経済・宗教など、社会全般にわたる改革運動へと拡大され、事実上、近代社会を形成する外的な原動力となったのである。このように、人間本姓の外的な欲望を追求する時代的な思潮であった人文主義が、封建社会全般に対する外的な革新運動として展開された現象を「ルネッサンス」と呼ぶのである。そして、中世の人々が人文主義を唱えるにつれて、人々は人間の自由を束縛する形式的な宗教儀式と規範とに反抗し、人間の自主性を蹂躙する封建階級制度と法王権に対抗するようになり、やがて、宗教改革運動が起こるのである。
 このようにルネッサンスは、中世から近代へ向かう転換点であり、歴史の必要性から発生した摂理現象と捉えることが出来ます。私たち民団のルネッサンスは、今かも知れません。

 21世紀の「民団ルネッサンス」は、どのように行うのでしょうか。
ルネッサンスや宗教改革が求めたものは、人が本来備え持つ人間性の解放であり、原点回帰です。私たち民団は、創団の精神に立ちかえって、篤い民族主義を礎にして、現代に通用する理念を掲げ、実践するのです。
現代に通用する理念を掲げ、実践するのです。
 今までのような「要求型の運動」だけでなく、「社会貢献・社会奉仕型の運動」が必要です。
私たちは、日本で生まれこの地で一生を終えるのです。民族性を維持しながら日本に共生できる在日社会を創造しなくてはなりません。先祖に対する重大な使命があります。
歴史は流れていきます。歴史に翻弄され、やがて消えてゆく民族とならぬよう。
今が、時です。
 民団には、私たちの子孫が韓民族として自信と誇りを持って生きることができるような日本社会に変革する義務があります。在日に、韓民族としての「夢と希望」を与え続ける命の光! それが「民団」です。。
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 ◇◇ 2006年7月 ◇◇

『これでいいのか! 広島県!!』

◇ 新田議長の差別的発言を問う!!
2006年6月29日(木) 中国新聞
新聞記事
「参政権がほしいなら帰化すればいい」 との発言は、少数民族の権利を認めた「国際人権規約」を無視するものであって、決して容認する訳にはいきません。
日本は、国連において常任理事国を目指す世界の大国です。
その国の地方議会の長が、このような発言をして良いのでしょうか?
不当性を通り越して、極めて違法性の高い発言であると思われます。
無知からきたものか、悪意からきたものか、他の理由があるのか理解に苦しむものである。



『 国際人権規約 』 について説明します
 「世界人権宣言」 が法的拘束力を持たなかったことから人権保障を法制化(その実施を義務付ける)するために、1966年(昭和41年)に採択されたのが「国際人権規約」である。
国際人権規約は、民族自決権のほか、世界人権宣言に規定される人権にほぼ対応し、「男女の平等」・「拷問の禁止」・「表現の自由」 などを細かく規定するとともに、内外人平等主義をとり、外国人に十分な人権を保障したことでも意義深い。
日本は、1979年(昭和54年)に批准しました。



日本国 「 憲 法 」 について
  第98条 【最高法規、条約および国際法規の遵守】
  第2項を紹介します。
  A 日本国が締結した条約および確立された国際法規は、これを誠実に遵守すること
    を必要とする。

 日本は「法治国家」ですね。
法律には、優先順位があります。第1番は、最高法規である憲法です。
次は、条約です。一般の法律より上位に位置しています。どういうことになるかと言うと条約に違反している一般の法律があれば、改正しなければならないと言うことです。
例えば、日本国は国連の「規約人権委員会」から、国内法を再検討しまた適切な改正を行うことを勧告されています。その中には、在日コリアンの問題を改善するよう強く要請されている箇所もあります。

 「前文」からの引用
 ・・・・・ われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国との対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。 ・・・・・



◇ すばらしい「前文」ですね♪ 世界に誇れる憲法だと思います。
  しかしながら、新田議長の発言はこの憲法の趣旨とは相容れないものです。
詳細は、次回に持ち越します。
                                              ( つづく )

 ◇◇ 2006年6月 ◇◇

ドイツW杯にみる愛国心
ソウル市庁舎前
 今、日本中いや世界中がワールドカップに沸き立っている。
4年に一度の世界大会が、各国の国民の民族意識をいやおうなしに高揚してくれる。
日の丸を顔にペイントしたり、ガウンのようにまとっているサポーターの姿を見るのは在日外国人の私にとっても心地よいものである。この時ばかりは国旗・国歌の論争がなく、すべて国民が日の丸と君が代を支持しているかのように思える。
愛国心とは、文字通り自国を愛することによって芽生えるものである。
 しかし、日本と韓国では愛国心の現れ方に随分と違いがあるようです。
試合中のスタンド風景もそのひとつ、アウエーで戦う日本選手。まるでホームで戦っているような錯覚に陥れる韓国サポーターの数と熱気に後押しされた韓国選手。
国民性の違いだと言って済ます訳にはいかないように思います。
その国の文化や歴史が大きな影響を与える要因であり、政治も無関係ではいられないのです。
愛国心とは、人の内心の問題です。権威によって押し付けたり、法制度に頼ろうとするからこのようになるのではないでしょうか。人々が、自然発露的に愛国心が芽生えるような社会環境の整備が必要と思います。これからの日本が、偏った愛国心ではなくグローバリゼーションに相応しい愛国心を持つ国家となって、世界をリードしてもらいたいと願って止まないものであります。


第 1 戦 速 報!!
第 1 戦 速 報!!
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韓国民団 広島西支部
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